ベトナム縦断飛行(大都市とリゾート)

海外編(東南アジア)

 カンボジアのシェムリアップから、首都プノンペンを経由してベトナムへ向かいます。南北に長いベトナムを、南のホーチミンから首都ハノイまで、観光地を巡りながら北に向かって縦断します。

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カンボジアの首都プノンペン

 アンコールワットがある観光都市シェムリアップから南東へ約300キロ、首都プノンペン上空へやってきました。トンレサップ沿いのこのエリアは観光地が集まっています。中央下の四角い壁に囲まれた建物は「シルバーパゴダ」です。約60メートルの黄金の仏塔、ダイヤの王冠をかぶった仏像などが有名です。シルバーパゴダの右側の白い建物は「王宮」です。実際に現カンボジア国王が住んでいます。残念ながらどちらもMSFS2020では再現されていません。

カンボジアの首都プノンペン 観光地が集まるエリア

ホーチミン(経済成長を続ける都市)

 プノンペンから30分ほど飛行して、ベトナム南部の都市ホーチミンへやって来ました。通称サイゴンとも呼ばれ、東南アジアではフィリピンのマニラ、タイのバンコクに次ぐ大都市です。高層ビルの建築など経済成長を続ける都市です。19世紀まではフランスの植民地だったこともあり、フランス調の建物も残っています。

ベトナム南部の都市ホーチミン

ホーチミンの中心地(統一会堂とベンタイン市場)

 ホーチミンの中心地です。左下の緑の森と白い建物は「統一会堂」です。ベトナム戦争で、北ベトナム軍の戦車が、この統一会堂のフェンスを突き破って丸い芝生の中庭に突入したことでベトナム戦は終結しました。歴史的な建物です。右下の大きなオレンジ色の四角い屋根は「ベンタイン市場」です。食材から日用品、アクセサリーまでなんでも揃う巨大な市場で、観光スポットにもなっています。

左下の円形の芝生が統一会堂、右下のオレンジの屋根がベンタイン市場

ダナン(ベトナムのビーチリゾート)

 南北に長いベトナムを、南のホーチミンから、北の首都ハノイまで縦断しながら飛行します。直線距離で約1100キロメートル。東京から北海道くらいの距離です。
ベトナムは、オートバイ(カブ)が走る都市とジャングルというイメージがありますが、南シナ海に面したリゾート地もいくつかあります。ニャチャン、クイニョンなども有名ですが、最大のリゾート地は、ここダナンです。南北ベトナムのちょうど真ん中あたりに位置して、ベトナム戦争時代に、アメリカ軍の前線基地が築かれた町としても有名です。

ベトナムの真ん中に位置するリゾート地ダナン

古都フエ

 ダナンの少し北にフエという町があります。ベトナム最後の王朝、グエン朝の都があった古都です。正方形の城壁に囲まれた中には、歴史的な建造物がいくつも残っていて世界遺産に登録されています。MSFS2020では建物は再現されていませんが、2重の城壁、堀が上空から見えます。

古都フエの上空

世界遺産ハロン湾

 ホーチミンから約2時間、ハノイの西にある「ハロン湾」にやって来ました。海上に石灰岩でできた約2000の大小の島が浮かんでいます。水墨画のような幻想的な景色で世界遺産にも登録されています。MSFS2020では上空からみた無数の島々は再現されていますが、細かい高さが再現されていないために、高度を落とすと普通の島に見えてしまいます。

ハロン湾

首都ハノイ

 長かったベトナム縦断も、ようやく終わりです。首都ハノイへやってきました。飛行しているのは観光名所が集まるエリアです。右下に見える小さな湖は「ホアンキエム湖」で人々の憩いの場所になっています。周辺にはフランス統治時代に建てられたハノイ大教会や、ベトナム建国の父ホー・チ・ミンのお墓ホーチミン廟などがあります。

首都ハノイの旧市街 右下にあるのがホエンキアム湖

ハノイランドマークタワー

 ホーチミンは経済都市、首都ハノイは政治の中心と言われていますが、最近ではハノイの経済成長も著しいものがあります。このハノイ ランドマークタワーもその象徴です。オフィスや高級ホテルが入居する青いビルは、高さ329メートルで、ベトナムで一番高い建造物です。手前の2つのタワーは高層住宅です。

ハノイ ランドマークタワー

ノイバイ国際空港へ着陸

 ハノイの見学を終えて、今回の最終目的地、ハノイの「ノイバイ国際空港」へ着陸します。今回はコックピットからの着陸シーンです。

ハノイのノイバイ国際空港へ着陸

次回は、香港の夜景を見に行く予定です。

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