ドイツ南部を巡る(ノイシュバンシュタイン城とミュンヘン)

　ドイツ南部を巡ります。古城街道のスタート地点マンハイムに寄ってから、ドイツの3大名城と呼ばれるホーエンツォレルン城と、世界的にも有名なノイシュバンシュタイン城を見学します。ミュンヘンではFCバイエルン・ミュンヘンの練習場やスタジアムなどを見学します。

古城街道の出発点マンハイム

　ドルトムントから南へ30分ほど飛行して、マンハイムという街にやって来ました。オーストラリアの音楽家モーツァルトが訪れたことがある街としても有名です。チェコのプラハまで続く「古城街道」の出発点でもあります。

　マンハイムのシンボル「給水塔」です。19世紀に建てられた、アール・ヌーヴォー様式のドイツでも有名な給水塔です。

ドイツ三大名城のホーエンツォレルン城

　さらに南へ飛行すると、山の上に建つ大きなお城が見えてきました。ドイツの三大名城の一つである「ホーエンツォレルン城」です。

1867年に建てられた古城で、映画やドラマのロケ地としても使用されています。山頂にあることから、天空の城とも呼ばれ、雲海が発生すると幻想的な景色になるようです。

ホーエンツォレルン城はMSFSで細かく再現されているので、回廊を周って見学することができます。

ノイシュバンシュタイン城を目指して南へ

　もう一つのドイツの三大名城、ノイシュバンシュタイン城を目指してさらに南へ飛行します。のどかな草原地帯の向こうに、アルプス山脈が見えてきました。

アルプス山脈の麓に白いお城が見えてきました。ドイツを代表する観光スポット「ノイシュバンシュタイン城」です。こんなに山の麓に建っていることは、訪れるまでは知りませんでした。

ノイシュバンシュタイン城(シンデレラ城のモデル)

　世界の名城としても名高いノイシュバンシュタイン城です。

19世紀に建てられたお城ですが、内装に大理石、土台にはコンクリートが使われ、外装はレンガの上に白い石灰石が被せられています。

ノイシュバンシュタイン城はアメリカディズニーランドの「シンデレラ城」や、ディズニーの「眠れる森の美女」の城のモデルになったと言われています。

湖をバックにした、こちらからの写真がよく使われるショットです。世界的に有名で美しいお城ですが、実は世界遺産には登録されていません。

ミュンヘン(ドイツ第3の都市)

　ベルリン、ハンブルクに続いてドイツで3番目に大きな都市「ミュンヘン」へやって来ました。バイエルン州の州都です。

ミュンヘン・オリンピアシュタディオン

　西ドイツ時代の1972年に開催されたミュンヘン下記オリンピックのメインスタジアム「ミュンヘン・オリンピアシュタディオン」です。2年後の1974年に西ドイツで開催された、サッカーのワールドカップのメインスタジアム、決勝の地としても使用されました。

新市庁舎と聖母教会

　ミュンヘンの中心にある観光スポット、マリエン広場と新市庁舎です。「マリエン広場」ではクリスマスマーケットなどが開催されます。マリエン広場の前に建つのが「新市庁舎」です。100年以上前に建てられた歴史的建造物です。左側に見えている、赤い屋根と2つの塔があるのが「聖母教会」です。こちらは1524年に完成したミュンヘンのシンボルです。フランクフルトと違って高層ビルが無いので、よく目立ちます。

ミュンヘン中央駅とテレージエンヴィーゼ(ビール祭り会場)

　ドイツ南部の鉄道の拠点となっているミュンヘン中央駅です。ハンガリーやチェコ、オーストリアへ向かう国際列車も発着しています。駅の向こう側に、何もない白い更地のエリアが広がっています。工事中か再開発のエリアと思って調べてみると「テレージエンヴィーゼ」という公園(空地)でした。実はここは毎年オクトーバーフェストと呼ばれる、世界でもっとも有名なビール祭りが行われる会場です。オクトーバーフェストの他にも、移動遊園地などが設営されることもあります。

バイエルン・ミュンヘンの練習場

　ミュンヘンの南からは森が広がっていますが、個人的にどうしても行ってみたい場所があるので行ってみました。開かれた場所にサッカーコートがいくつか並んでいます。ここはゼーベナー通り沿いにある「バイエルン・ミュンヘン」の練習場です。バイエルン・ミュンヘンはドイツのサッカーリーグの強豪チームで、日本でも有名なゴールキーパー、オリバー・カーンが所属していたチームです。