運河の街 アムステルダム(オランダ)

海外編(ヨーロッパ)

 北欧のノルウェーから、再びヨーロッパ大陸へ渡ります。目的地はオランダの首都アムステルダムです。途中で北海を航行する船や、世界最大級の大堤防を見学します。欧州で3番目に旅客数が多いスキポール空港へ着陸してから、運河の街アムステルダムを見学します。

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西欧諸国を目指して

 東欧から北欧、そして西欧からまた北欧へとやって来ましたが、北欧4ヵ国は全て制覇したので、再び西欧諸国を目指します。目指すはオランダの首都アムステルダムです。
 ノルウェーのトロンハイムからスカンジナビア半島を南へ飛行します。久しぶりに雪の無い景色です。40分ほど飛行すると、北海に出ます。

スカンジナビア半島を南へ飛行し、北海へ

今回は移動距離が長いので、セスナ製のビジネスジェット「CJ4」を使用しています。

プライベートジェットの豪華な機内

北海を航行する船舶

 ノルウェーの南端から北海に出ます。ここからオランダまで約560キロ、約50分の飛行です。海上でやることも無いのでLittle Navmapを眺めていると、洋上を航行する船舶を見つけたので、ドローンを投下してみました。

北海を飛行

北海を航行する船を発見しました。船体からアームが伸びています。

アームが伸びた船を発見

突き出たアームから、大きな網を垂らしながら漁をするトロール漁船でした。ベルギー船籍の実在の船舶です。

実在するトロール漁船

こちらの船もデンマークのMaerskという海運会社が所有する、実在のコンテナ船です。

巨大なコンテナ船

これらの船舶は、MSFSの海上に実在の船を航行させてくれるアドオン「Global AI Ship」で出現させることができます。解説はこちらの記事です。

オランダ北部の諸島と大堤防

 北海を航行する船舶を眺めているうちに、あっという間にオランダが近づいてきました。オランダの北海沿岸に連なる諸島「西フリースラント諸島」が見えてきました。

オランダの「西フリースラント諸島」

諸島を越えてしばらく飛行すると、洋上に浮かぶ線が見えてきました。こちらは「締め切り大堤防」と呼ばれる世界最大級の堤防です。

海を遮る大堤防

内海を外海から切り離して干拓事業を進めるために作られた、全長32キロの堤防です。MSFSで再現されています。

水門も再現されている

堤防の上は高速道路が走っています。オランダの東部、西部を陸上で結び、アクセスを向上させることも大堤防が作られた目的と言われています。

堤防の上を走る高速道路

アムステルダムのスキポール空港へ着陸

 今日の目的地、アムステルダムのスキポール空港へ着陸します。

スキポール空港の18Lへアプローチ

オランダ最大の空港ということで、敷地も広大です。着陸した滑走路18Lが敷地の端にあったので、ターミナルまで誘導路を15分ほどかけて進みます。途中で外国の航空機とすれ違います。

カタール航空の機体とすれ違い

スキポール空港はオランダ最大の空港ですが、欧州でもロンドンのヒースロー、パリのシャルルドゴール空港に次いで、第3番目に旅客数が多い空港です。世界中の旅客機を見ることができます。

様々な国の旅客機が駐機している

KLMオランダ航空のハブ空港ということもあり、スカイブルーのKLMの機体が多く並んでいます。

スカイブルーのKLMオランダ航空の機体が並ぶ

首都アムステルダムを観光

 セスナ機に乗り換えて、アムステルダム観光へ出発します。スキポール空港から市内中心部まで約10キロ、車でも約20分の近い距離です。中央下に見えている庭と建物が「国立美術館」です。

アムステルダム中心部へ

国立美術館の全景です。歴史のある美術館でフェルメールやレンブラントの絵画が収蔵、展示されています。

アムステルダム国立美術館

こちらはアムステルダム最大の駅「アムステルダム中央駅」です。国際列車の発着駅としても使われています。19世紀に国家事業として、人工島に作られた歴史のある駅舎が使われています。

アムステルダム中央駅

運河の街 アムステルダム

 アムステルダムは運河の街です。165本の運河、90の島々、そして1500本と言われる橋が架かっています。17世紀に整備され、運河地区は世界遺産に登録されています。

道路のように運河が張り巡らされている

運河沿いには教会や、邸宅、また歴史のある橋が架かっており、その美しさから「北のヴェネチア」と呼ばれています。

次回はオランダで有名な風車など、アムステルダム近郊を飛行します。

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