ドイツ西部の観光スポット(フランクフルトの高層ビルとケルン大聖堂)

海外編(ヨーロッパ)

 フランクフルトを出発してドイツ西部の都市を巡ります。フランクフルトではドイツ最大規模の空港と、高層ビル群を見学します。世界遺産であるケルンの大聖堂や、ヴッパータールにある世界最古のモノレールなどの見所を巡りながら、ドルトムントまで向かいます。

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フランクフルト国際空港

 今回はフランクフルトから出発です。フランクフルト国際空港はドイツ最大規模の空港で、ヨーロッパでもヒースロー(イギリス)、シャルルドゴール(フランス)、スキポール(オランダ)に次いで旅客数の多い、世界的にも大きな空港です。

巨大なフランクフルト国際空港

 世界屈指の空港ということもあり、世界中の航空機を見ることができます。日本からも直行便が運航されています。

世界中の航空機が駐機している

 スポットインしてきたJAL機は、成田から到着したJL407便です。こちらの記事で紹介しているFSLTLを導入すると、空港が賑やかになり、リアルなフライトを見ることができます。離発着する飛行機を眺めていたら夕方になってしまいました。

成田からのJAL機が到着してきた

フランクフルトの高層ビル群

 翌日、改めてドイツ西部の都市巡りへ出発です。空港から約10キロ、電車でも約10分の距離にフランクフルト市内の中心部があります。フランクフルトは高層ビルが多い街で、ドイツにある高層ビルの上位10位は全てフランクフルトにあります。

高層ビルが並ぶフランクフルト市内へ

 フランクフルトはドイツ有数の大都市ですが、商業、金融の中心地でもあります。中央に見えている屋上にアンテナが建っているビルは「コメルツ銀行タワー」で、ドイツで最も高い高層ビルです。高さは300メートルあります。

中央の高いビルがコメルツ銀行タワー

 フランクフルト中心部から少し離れたところに建つテレビ塔「オイローパ塔」です。高さは337メートルあり、フランクフルトで一番高い建築物です。ドイツの都市を巡ってきて気づいたのですが、ドイツの各都市には必ず高いテレビ塔が建っています。何か理由があるのでしょうか。

フランクフルトで一番高いオイローパ塔

コッヘム城

 フランクフルトからケルンに向かう途中で、コッヘムという小さな町に寄ります。ワインの産地としても有名なこの街にはコッヘム城があります。

モーゼル川沿いのコッヘム 城が見える

 街を見下ろす高台に建てられてた「コッヘム城」です。西暦1000年くらいに建てられた古城です。高く尖がった屋根と、石造りで重厚な作りで、RPGのゲームに出てきそうなお城です。

コッヘム城

ケルンの大聖堂

 ライン川に沿って北へ飛行すると、ケルンの街が見えてきました。手前から4つ目の橋の左岸に、ケルンの大聖堂が見えてきました。

ライン川沿いに広がるケルンの街

 世界遺産にも登録されているケルンの大聖堂です。高さは157メートルあり、世界最大のゴシック建築と言われています。

高さ157メートルのケルンの大聖堂

 ゴシック建築の特徴は、大きな窓、とがった尖塔、高さを強調する作りですが、1880年に完成したケルンの大聖堂はゴシック建築の傑作と言われています。

ゴシック建築の傑作と言われる

 雄大なライン川、ホーエンツォレルン橋、そしてケルン大聖堂が収まる写真撮影スポットです。ホーエンツォレルン橋は鉄道が走る橋です。

ライン川の対岸からケルンの大聖堂を望む

港湾都市デュイスブルクと工場跡の公園

 ケルンから北へ50キロほど飛行するとデュイスブルクという街に着きます。デュイスブルクはライン川とルール川の合流地点にある工業地帯で、世界有数の港湾があります。デュイスブルクは、MSFSで衛星写真を元に街が精密に再現されているので、カラフルなコンテナ、貯蔵タンク、貨物ヤードを見ることができます。

カラフルなコンテナが並ぶ港湾部

 港湾以外の街も再現されています。窓の下にIKEAを発見しました。IKEAの少し上に、緑に覆われた工場のようなものが見えてきました。

IKEAを発見

 こちらは「Landschaftspark Duisburg Nord」と呼ばれる産業遺跡です。デュイスブルクを含むルール地方は工業が盛んですが、こちらの遺跡は、かつての工場が公園として整備されています。残された高炉、煙突、コンベアーなどが、緑に覆われており幻想的な景色を作り出しています。ファイナルファンタジーなどのRPGゲームに出てきそうです。中にはレストランもあり、見学ツアー、夜のライトアップなども行われています。

ゲームに登場しそうな工場跡

世界最古のモノレール

 今日の目的地、ドルトムントへ向かう前に「ヴッパータール」という街に寄り道をしてみます。この街には世界最古のモノレールが営業しており、またデュイスブルクと同様にMSFSで街全体が再現されているので、もしかして・・と思って訪れてみると、モノレールの軌道(レール)を見ることができました。

街の中央をモノレールが走っている

 世界最古のモノレール「ヴッパータール空中鉄道」が開業したのは1901年。今から100年以上前、日本はまだ明治時代です。車体が軌道にぶら下がる懸垂式モノレールで、ヴッパータールの街の上、川の上を約13キロにわたって走行しています。MSFSでは軌道や駅舎を見ることができるので、軌道に沿って飛行してみました。

山の間、川の上を縫うように走るモノレール

ドルトムント空港へ着陸

 いろいろな場所を経由しましたが、ようやく今日の目的地ドルトムントへ到着しました。街の東側、のどかな田園地帯にあるドルトムント空港へ着陸します。

ドルトムント空港へアプローチ

 ドルトムント空港は格安航空会社が中心に利用しているということもあり、ユーロウイングス、ライアンエアーといったLCCの機体が駐機しています。

LCCの機体が並ぶドルトムント空港

 今回はドイツ西部の名所を巡りました。次回はドイツ南部へ向かいます。

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