ギリシャ(絶壁に建つメテオラとアテネの古代遺跡)

海外編(ヨーロッパ)

 ギリシャへ入国してヨーロッパ編のスタートです。絶壁の頂上に建つ修道院で有名なメテオラと、パルテノン神殿などの古代遺跡が多くある首都アテネへ向かいます。

スポンサーリンク

ヨーロッパ編のスタート

 世界一周を始めてから1年9カ月、ついにヨーロッパへ入りました。トルコから西へ飛行してギリシャへ入国しました。のどかな農村地帯が広がっています。

ヨーロッパ大陸を西へ

メテオラ(奇岩の頂上に立つ修道院)

奇岩と、その絶壁の頂上に建つ修道院で有名なメテオラにやってきました。300~600メートルの様々な形をした奇岩が無数に並んでいます。それだけでも不思議な光景ですが、頂上に修道院が建てられています。

奇岩が立ち並ぶメテオラ

細かくは再現されていませんが、奇岩の上の赤い屋根のように見えるのが修道院です。修道士が、修行の為に俗世間から離れて、奇岩に穴を掘って生活を始めたのが始まりと言われています。

岩の上の赤い屋根が修道院

1300年代から1600年代に建てられた6つの修道院が残されていて、世界遺産に登録されています。

カランバカの町からメテオラを望む

アテネ国際空港

 メテオラから30分ほど飛行して、首都アテネへやって来ました。アテネ国際空港へ着陸します。2004年に開催されたオリンピックに合わせて、2001年に開港した空港です。

アテネ国際空港へ着陸

着陸して駐機場へ移動すると、オリンピック航空のプロペラ機がやって来ました。ATR42-300(右)とボンバルディアDHC-8-400(中央奥)です。かつてはギリシャの国営航空であったオリンピック航空は、2013年にエーゲ航空に買収されました。

オリンピック航空のプロペラ機

アテネ国際空港は、エーゲ航空の本拠地ということもあって、エーゲ航空の機体が多く駐機しています。エーゲ航空はギリシャ最大の航空会社です。
※MSFSのトラフィックをリアルにするAIGというツールで表示されています。詳細はこちらの記事です。

エーゲ航空の機体が並ぶ。奥にはスイス航空の機体も見える

アテネの街へ

 「DA62」へ乗り換えてアテネの街へやって来ました。ギリシャの首都として政治、経済、文化の中心地です。アテネ最大の観光スポットであるパルテノン神殿が見えています。街の向こうにはエーゲ海が広がっています。

アテネ上空 左下にアクロポリスが見える

古代遺跡が集まるアクロポリス

 パルテノン神殿など、主要な遺跡はアクロポリスに集まっています。アクロポリスは「高い丘の町」を意味します。紀元前8世紀頃に始まった「古代ギリシャ文明」の時代に、自然にできた丘に神殿や砦など、宗教的、軍事的な中心部として築かれました。

高い丘の町を意味する「アクロポリス」

パルテノン神殿

 アクロポリスに建つアテネのシンボル「パルテノン神殿」です。紀元前438年に建てられた神殿です。当時は屋根があり、アテネの語源となった女神アテナの像が祀られていました。パルテノン神殿はMSFSのデフォルトでPOIとして再現されています。

パルテノン神殿

ローマ式の劇場

 アクロポリスには、パルテノン神殿以外にも遺跡がたくさんあります。こちらがアクロポリスの麓に建てられた「イロド・アティコス音楽堂」です。西暦161年に建てられたローマ式の劇場です。現在は改修が行われて、コンサートやイベントが催されています。

ローマ式の劇場跡

アテネ・オリンピックスタジアム

 2004年アテネオリンピックのメインスタジアムです。アテネオリンピックが、もう20年近く前ということが驚きです。ちなみに日本人選手の金メダルは、水泳の北島康介さん、マラソンの野口みずきさんなどです。

アテネオリンピックスタジアム

夜のアテネ

 夜になるとパルテノン神殿など、アクロポリスの遺跡がライトアップされます。近代の街並みの夜景と、ライトアップされた古代遺跡が幻想的な景色を作り出しています。

ライトアップされたパルテノン神殿とアクロポリス

次回は遺跡が残るエーゲ海の島々を巡ります。

<今回使用したアドオン>
メテオラ
アテネ空港
アテネオリンピックスタジアム

コメント

タイトルとURLをコピーしました