旅客機(A320neo)を操縦してフィリピンのセブ島からオーストラリアのブリスベンを目指していましたが、今回はその続きです。広大なオーストラリア大陸をひたすら東へ飛行します。ブリスベンへ到着した時には夕闇になっていました。夜のコックピットは計器類が奇麗に光って、窓の向こうには夜景が広がって感動します。
広大なオーストラリア大陸を東へ
前回から旅客機A320neoでフィリピンのセブ島を飛び立ってオーストラリアのブリスベンへ向かっていますが、今回はその続きです。オーストラリア大陸北部の都市「ダーウィン」上空に到達しましたが、行程はまだ半分です。
何しろオーストラリア大陸は広大で、東西の長さが約4000キロです。東京から福岡が約1000キロと考えると、ダーウィンは東西のほぼ中央にあるので、まだ東京と福岡を1往復する距離が残っています。
高度を下げて雲の中へ
管制の指示に従って少し高度を下げます。客室の窓から見える、雲の中に入っていく様子は実写さながらです。少し日が陰ってきたのが気になります。
雲を抜けると夕闇でした
管制に指示された高度(1万1千フィート)で飛行していましたが、ずっと雲の中です。飛行する高度の変更も要求できますが、雲の中を飛ぶのも楽しいのでそのまま飛行しました。2時間ほど飛行してようやく目的地の「ブリスベン」が近づいてきました。雲が晴れてきましたが、辺りはもう夕闇です。
夜のコックピットは感動
ブリスベンの街灯りが見えてきたので、高度を下げていきます。下地島空港でA320neoの離着陸の練習をしましたが、夜間の操縦は初めてです。それよりも、夜間のコックピットに感動です。計器類がかっこよく光って、窓の向こうには夜景が広がっています。家のゲームでこんな景色を眺められる日が来るなんて・・・
着陸態勢へ
フラップも全て展開して、ギアも下ろしました。いよいよ最終の着陸態勢です。普段操縦しているTBM930と比較するとA320neoは旅客機なので大きいですが、オートパイロットの操作もある程度理解できたので、アプローチコースと高度を設定すれば自動で滑走路に向かって操縦してくれます。
地面がどんどん近づいてきます
飛行機に乗って窓側の席に座ると、一番楽しくってスリルがあるのは着陸の時ですよね。MicrosoftFlightSimulator(MSFS2020)でも客席視点で着陸を楽しむことができます。客席視点の設定方法はこちら。ただ、残念なのはリプレイ機能が無いことです。特に着陸時は操縦に集中しないといけないので、客席の眺めを楽しむ余裕がありません。自動操縦中はいいのですが、自動操縦を解除した後は、ポーズで一時停止してから画面を切り替える必要があります。
いよいよ着陸
高度1000フィートをきったので、自動操縦を解除して、自分で操作して降下していきます。夜の滑走路は奇麗です。
ブリスベン空港に着陸
旅客機で初めての夜間着陸でしたが、なんとか着陸できました。スポイラーの動きもリアルです。
ブリスベン空港へ到着
無事にブリスベン空港へ着陸しました。今回は世界一周の旅が始まってから、一番長い移動距離ということもあって、初めて旅客機を使ってみました。旅客機は雲の上の高い高度を飛ぶので、地上の景色を楽しむことはできませんが、客室の窓から見えるリアルな雲、そして旅客機を操縦するのはとても楽しいです。またいつか、長距離を移動する時は旅客機を利用してみたいと思います。
次回は世界遺産、エアーズロックを目指します。
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