オーストラリア東部の都市ブリスベンから、有名なエアーズロック(ウルル)を目指して、オーストラリア大陸を横断します。前回は旅客機で高い高度を飛行しましたが、今回はTBM930で低い高度を飛行したので、丸い畑、絨毯のような畑、色を変える大地など、地上の風景の変化を楽しむことができました。
ブリスベンからエアーズロックへ
今回は、ブリスベンからエアーズロック(ウルル)を目指します。おおまかに言うと、ブリスベンはオーストラリア大陸の西の端、エアーズロックは中央にあるので、約4000キロあるオーストラリア大陸の半分、2000キロを飛行します。約4時間の長い旅です。
久しぶりにTBM930でブリスベン空港を早朝に出発します。
オーストラリアは競馬大国
オーストラリアは日本と同じく世界有数の競馬大国です。空港を飛び立ってすぐに眼下におおきな競馬場が見えてきました。「ドゥームン・レースコース」「イーグル・ファーム・レースコース」です。
オーストラリアはクリケット大国
ブリスベンの中心地が見えてきました。高層ビルも見えますが、近くに公園らしき緑もあって、上空から見ただけですが、住みやすそうな雰囲気が伝わってきます。
右下に見えるのは、野球場でもサッカー場でもありません。「ブリスベン・クリケット・グラウンド」といって、クリケットの競技場です。オーストラリア最大のスタジアムです。クリケットはオーストラリアの国技で、主にオーストラリア、インド、南アフリカで盛んなスポーツです。
丸い畑(センターピボット)
ブリスベンを離れてしばらく飛行すると農村地帯に入ります。丸い畑が見えてきました。乾燥地帯で作物を栽培するために大量に水を撒く必要がありますが、中心から効率的に水を撒くために円形になっています。センターピボットという農法です。広大な農地があるからこそできる農法なので、日本では見ることはできない、貴重な景色です。
絨毯のような畑
しばらく飛行すると、絨毯を敷いたような、長方形の大きな畑が見えてきました。MicrosoftFlightSimulator(MSFS2020)では実際の航空写真を元に地形を作成しているので、こういった、地域特有の景色の移り変わりも楽しめます。
荒涼とした大地
農村地帯を超えると、荒涼とした大地に変わりました。山や海も見えず荒涼とした大地です。
白い砂漠と赤い砂漠
荒涼とした大地を超えると白い砂漠地帯に入ります。そしてついに赤土の大地に入ります。火星の様な、四方八方が赤い土の景色です。オーストラリア大陸特有の地盤で、鉄分を多く含むことから赤い大地になっているようです。エアーズロックももうすぐです。
エアーズロック空港へ
赤土の大地を飛行していると、突然、エアーズロック空港に到着しました。ナビ画面をしっかりみていないと見落とすくらいの小さな空港で、立派な無線設備もありません。
一方的に着陸を宣言して、着陸します。空港の向こうにはエアーズロックが見えています。
エアーズロックへ到着
エアーズロック空港へ無事に着陸しました。エアーズロック空港はエアーズロック(ウルル)から車で20分ほどの距離にあります。小さな空港ですがLCCの定期便が多く飛んでいるようです。
いよいよ明日はエアーズロックの観光飛行に出発です。
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