ノルウェーのフィヨルドと世界遺産の街

海外編(ヨーロッパ)

 首都オスロを出発。スカンジナビア半島の西岸に沿って北へ飛行し、中部の街トロンハイムを目指します。西岸では特徴的な地形、フィヨルドを見ることができます。また、世界遺産にも登録されているベルゲンの街並みを見学します。

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オスロから西へ飛行

 首都オスロを離陸して、西へ飛行します。目的地はオスロの北にある中部の街トロンハイムですが、フィヨルドを見るためにスカンジナビア半島の西岸を目指します。日本ではもう4月ですが、ここノルウェーではまだ雪景色です。

首都オスロから西へ飛行

ノルウェー最大の木造教会(ヘッダール・スターヴ教会)

 西岸に向かう途中、スターヴ村に「ヘッダール・スターヴ教会」があります。ノルウェーで中世に建てられた最大規模の教会で、多くの観光客が訪れています。

ヘッダール・スターヴ教会

フィヨルド

 オスロから西へ約250キロ、スカンジナビア半島の西岸が近づいてきました。海に向かって大きな谷が伸びています。これがフィヨルドです。フィヨルドは、簡単に説明すると氷河によって浸食された谷です。数万年という長い年月、少しずつ動く氷河によって削られて大きな谷が形成されています。

フィヨルドが見えてきた

ノルウェーには1700以上のフィヨルドがあると言われていますが、訪れたのはリーセ・フィヨルドという名前のフィヨルドです。ノルウェーの5大フィヨルドに含まれる大きなフィヨルドですが、もう一つの特徴として、プレーケストーレンという特徴的な岩があります。

リーセ・フィヨルド

プレーケストーレン(絶壁の一枚岩)

 リーセ・フィヨルドにある人気スポット「プレーケストーレン」です。ノルウェー語で「演説台」を意味する一枚岩で、水面からの高さは約600メートルあります。

高さ600メートルの一枚岩

世界的にも有名な絶景スポットで、日本では考えられませんが、防護柵もないので絶壁に座ったり、寝転んだりすることができます。大きな亀裂がスリルを倍増させます。さすがに冬の期間は、雪で滑るので立ち入り禁止です。

演説台を意味するプレーケストーレン

ノルウェー第2の都市ベルゲンと世界遺産ブリッゲン

 リーセ・フィヨルドから北へ飛行するとベルゲンという街が見えてきました。オスロに次いで、ノルウェーで二番目に大きな街です。フィヨルド観光の玄関口として栄えていますが、昔はヨーロッパ最大の貿易港として栄えた歴史のある町で、12,3世紀ごろにはノルウェーの首都が置かれていました。

海に面した街ベルゲン

ベルゲンには、そんな歴史を感じさせる建物があります。ブリッゲン地区にある倉庫街です。

ブリッゲン地区の倉庫街

ヨーロッパ最大の貿易港として栄えた14世紀ごろに建てられた木造の商館で、三角屋根のカラフルな外観が特徴です。1979年に世界遺産に登録されました。MSFSで再現されていますが、実際はもう少し赤、黄色、白とカラフルな外観です。

世界遺産にも登録されている観光地

ノルウェー第3の都市トロンハイム

 ベルゲンから北東へ約400キロ飛行して「トロンハイム」へやってきました。オスロ、ベルゲンに次いでノルウェーで3番目に大きな都市です。北側はフィヨルドによって作られた湾に面しています。

ノルウェー第三の都市トロンハイム

こちらはトロンハイムにある「ニーダロス大聖堂」です。高さは98メートルですが、トロンハイムは高層ビルが無いので、一番目立つ街のシンボルとなっています。1152年に建てられた大聖堂で、ノルウェーで最も壮麗な教会と呼ばれています。

トロンハイムのシンボル「ニーダロス大聖堂」

トロンハイム空港へ着陸

 トロンハイムの東約20キロにあるトロンハイム空港へ着陸します。

雪が残るトロンハイム空港へ着陸

フィンエアー、KLMなどの国際線も就航していますが、国内線がメインの空港です。手前はノルウェーの格安航空「ノルウェイジアン航空」、真ん中は北欧のチャーター航空会社「サンクラス航空」、一番奥は「スカンジナビア航空」です。

国内線の旅客機が並ぶ

誘導に従ってエプロンへ到着しました。

北欧は満喫したので、次回は再びヨーロッパ大陸へ向かい、オランダ、ベルギーへ向かう予定です。

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