ニュージーランドの南島へ(ミルフォードサウンドの絶景)

海外編(オセアニア)

 ニュージーランドの南島を周ります。南島は自然がいっぱいです。ニュージーランド最高峰のクック山、自然を利用したアクティビティを楽しめるクイーンズタウン、そしてフィヨルドが織りなす絶景、世界遺産ミルフォードサウンドを訪れます。ミルフォードサウンドへは水上飛行機で訪れて、初めての水上着陸に挑戦します。

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ニュージーランドの南島

 前回はニュージーランド北島の都市部を周りました。今回は南島へ移動します。
旅をしていると予定していなかった場所へ行って、思いがけない景色や場面に出会うことがあります。結果として寄り道した場所が一番の思い出に残ることもあります。それが旅の面白さでもあります。今回は予定に無かった「ミルフォードサウンド」へ行ってみましたが、予想以上の絶景に出会うことができました。

ニュージーランド南島へ

クライストチャーチを経由してマウントクックへ

 まずは南島で一番の都市「クライストチャーチ」へ向かいました。空港で給油をして町の上空を飛んでみましたが、それほど見どころもなかったので、次の目的地「マウントクック」へ向かいます。
※実際は公園やイギリス調の建物などもあり美しい街で留学先としても人気があります。
「マウントクック」正式名称は「アオラキ山」で、標高3724メートル。ニュージーランド最高峰の山です。すぐ南にある「タスマン湖」はシーズンになると氷河が現れて氷河クルーズが楽しめるらしいです。さっそく南島で絶景に出会うことができました。

タスマン湖とクック山

アクティビティを楽しめるクイーンズタウン

 ゴールドラッシュで栄えた町、クイーンズタウンにやってきました。冬にはスキー、スノーボード、夏には湖畔でジェットスキーや釣りなど、様々なアクティビティを楽しめる町です。そして現代の「レジャーとしてのバンジージャンプ」発祥の地でもあります。
手前の山にあるクネクネとした白い道は「リュージュ」を楽しめるレジャー施設です。

クイーンズタウン

水上飛行機でミルフォードサウンドへ

 ニュージーランド周遊はクイーンズタウンまでの予定でしたが、調べてみるとクイーンズタウンから日帰りで行ける「ミルフォードサウンド」という景勝地があるようです。フィヨルドを楽しめるクルーズもあるということで、思い切って水上飛行機で向かうことにしました。

水上飛行機でミルフォードサウンドへ

雪山を超えて

 今回操縦する「ICON A5」は水上での離発着も可能な水上飛行機です。コックピットはこんな感じで、車の運転席のようにシンプルな作りです。小さな飛行機ですが2000メートル級の雪山を超えていきます。

ICON A5の操縦席

ミルフォードサウンドへ到着

 クイーンズタウンから30分ほどでミルフォードサウンドが見えてきました。ミルフォードサウンドの空港は切り立つ渓谷に挟まれた小さな空港でk着陸の難易度が高い空港です。今回は水上飛行機なので前方の入り江を目指して降下します。

ミルフォードサウンド 中央が空港

初めての水上着陸

 少しずつ高度を下げながら水面を目指します。滑走路への着陸と違って、広い水上への着陸なので距離を気にせずに着陸することができます。実際は波の方向や水の流れも考えないといけないのでしょうけど・・・
無事に水上着陸することができました。着陸するまでは操縦に集中していたのですがリプレイを見れるフリーソフトのおかげで、初めての水上着陸をゆっくりと見返すことができました。

もうすぐ着水
無事に水上着陸

ミルフォードサウンド空港

 上空から見えていた空港を訪ねてみました。滑走路も雪に覆われています。アプローチは下の画像中央から渓谷を縫うようにして旋回しながら着陸するそうです。今回は水上飛行機で来ましたが次回は着陸にチャレンジしてみたいと思います。

ミルフォードサウンド空港

ミルフォードサウンドの絶景

 ミルフォードサウンドは「フィヨルド」です。「フィヨルド」はノルウェー語で「入り江」という意味で、大昔に氷河によって浸食されて作られた複雑な地形です。ここミルフォードサウンドは南半球では珍しいフィヨルドの絶景を見ることができる観光地です。世界遺産にも登録されています。

ミルフォードサウンドのフィヨルド

ミルフォードサウンドへ一泊

 雪をかぶった山や渓谷を眺めたり、入り江を水上飛行機で滑走したりしているうちに日が暮れてきました。予定にはありませんでしたが、今夜はここミルフォードサウンドで一泊することにしました。
予定を自由に変えて、気に入った場所で一泊できるのも個人旅行の醍醐味です。
空は夕闇に包まれ、空港や港、街中に灯りが灯り始めました。

ミルフォードサウンドの夕暮れ

次回はニュージーランドを出国してインドネシアへ向かう予定です。

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