フィンランドとスウェーデンの街(ムーミンとサンタクロース村)

海外編(ヨーロッパ)

 北欧のフィンランドとスウェーデンの街を巡ります。フィンランドには、ムーミンのテーマパーク、年中サンタクロースに会えるサンタクロース村があります。スウェーデンで鉱業の街キルナを経由して、バルト海に浮かぶオーランド諸島へ向かいます。

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北欧の国々

 前回、ヘルシンキまでやって来ました。北欧を巡る前に地理の復習です。試験勉強で一生懸命覚えた北欧の国の場所ですが、昔すぎて忘れていました・・・

© OpenStreetMap contributors

ヘルシンキを出発してフィンランドを北上、スウェーデンとノルウェーの北部を周ってアイスランド、グリーンランドへ向かう予定だったのですが、今は夏。せっかく北欧を巡るのに雪景色が見れないのはつまらないということで、今回はスウェーデンの北部を周ってから南へ戻ってくることにしました。

トゥルク(フィンランド最古の街)

 ヘルシンキから西へ約150キロ、トゥルクという街へやって来ました。西暦1200年ころに作られて、それから約600年間はフィンランドの首都でもあった、フィンランド最古の街です。

フィンランド最古の街トゥルク

トゥルク大聖堂です。高さ約100メートルの時計台を備えた大聖堂は、トゥルクのシンボルです。

トゥルクのシンボル、大聖堂

ムーミンワールド

 トゥルクから西へ約13キロ、ナーンタリという街の離れ小島に「ムーミンワールド」があります。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんはフィンランド人です。中央に見えているのがカイロ島で、島全体がテーマパークになっています。ムーミンハウスなどの建物もありますが、MSFSでは再現されておらず、アドオンも公開されていませんでした。

真ん中の島がムーミンワールド

ロヴァニエミ(サンタクロース村)

 フィンランド北部の街、ロヴァニエミへやってきました。給油と休憩の為に、ロヴァニエミ空港へ着陸します。空港の近く、画像の右下あたりには「サンタクロース村」があります。一年中サンタクロースに会えるサンタクロースハウスや、ギフトショップがありますが、こちらも再現されていませんでした。

右下の拓けた場所がサンタクロース村
ロヴァニエミ空港

北極圏を越えて

 ロヴァニエミから北東へ飛行して、スウェーデンへ入国します。ロヴァニエミの辺りからは、この旅初めての北極圏へ入ります。今回はここから南に下りますが、冬になったらお隣のノルウェーを訪れて雪景色を楽しみたいと思います。

スウェーデンへ入国 北極圏を飛行

鉱業の街キルナ

 スウェーデンで最も北部ある都市「キルナ」へやって来ました。キルナは鉱業が主要産業の街です。街の向こうに鉱山が広がっているのが分かります。地下にも鉱山が広がっており、都市部の地盤沈下が問題となっていて、数年かけて街をまるごと数キロ移動させる計画が進行中です。

鉱業の街キルナ

キルナ教会です。スウェーデンで最も大きな木造建築と言われています。こちらのキルナ教会も数年後に移設する計画らしいです。

スウェーデンで最大の木造建築 キルナ教会

オーランド諸島へ

 スウェーデンを南へ向けて飛行します。バルト海のフィンランドとスウェーデンの中間地点に、オーランド諸島が見えてきました。6500以上の島に約3万人が暮らしています。住民のほとんどはスウェーデン系ですが、フィンランドの自治領です。

オーランド諸島 6500の島がある

主都マリエハムン

 オーランド諸島の主都、マリエハムンです。オーランド諸島の約4割が、ここマリエハムンに住んでいます。

オーランド諸島の主都マリエハムン

マリエハムン空港に着陸しました。定期便は一日に数便しか飛ばない小さな空港です。フリーのアドオンでのどかな空港が再現されています。

マリエハムン空港

海事博物館に展示されている博物館船です。1903年にスコットランドで建造された、4本マストの鉄製の帆船です。

海事博物館の帆船

スウェーデンの長い夜

 北欧といえば白夜が有名です。白夜は1晩中太陽が沈まない状態を言います。ここマリエハムンでは太陽は沈みますが、夏のこの時期、日照時間が非常に長いです。現在は夜の21時半ですがこの明るさです。訪れた日の日没は22時、日照時間は16時間47分です。日本の一番日照時間が長い夏至でも14時間30分程度なので日の長さを実感できます。

夜の21時半でも空が明るい

今夜は、のどかなマリエハムンで一泊します。次回はスウェーデンの首都、ストックホルムを訪れます。

<今回使用したアドオン>
ロヴァニエミ
マリエハムン空港と海事博物館

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