チュニジアから地中海に沿って飛行して、エジプトの首都カイロへやってきました。MSFSで再現された世界遺産のピラミッドとスフィンクスを見学します。その後、世界遺産の発祥となったアブ・シンベル神殿を見学します。アドオンによって夜のライトアップも再現されています。
エジプトの首都カイロへ
チュニジアのトズール・ネフタ国際空港から地中海に沿ってエジプトの首都カイロへ飛行します。リビアを越えて2時間ほど飛行するとエジプトへ入ります。こちらはエジプトのアレクサンドリアの手前にある「マリーナエルアラミン」というリゾート地です。11キロの長さのビーチが続いています。
首都カイロとナイル川
出発から約3時間飛行して、首都カイロへ到着しました。カイロの中心を流れるのは、世界で一番長い川と言われているナイル川です。ナイル川は世界四大文明の1つであるエジプト文明を形成した川です。
カイロ国際空港
カイロ国際空港へ着陸しました。ヨハネスブルグ空港に次いで、アフリカで2番目に旅客数が多い空港です。エジプト航空の本拠地とうこともあり、エジプト航空の機体がたくさん並んでいます。
カイロ市内
ピラミッドへ向かう前に、カイロ市内を観光します。カイロはナイル川のほとりに西暦900年ころに建てられた町です。現在は人口が1000万に達する勢いで発展を続けています。
左手前の円柱の建物は「ソフィテル・カイロ」という高級ホテル、その奥に見えている円柱の塔は「カイロタワー」です。ナイル川をはさんで右側に見えている赤い建物は「エジプト考古学博物館」です。ツタンカーメンの黄金のマスクもここに展示されています。
ギザのピラミッド
カイロ市から車で1時間ほど、ナイル川西岸のギザにやってきました。ついに世界有数の観光地「ピラミッド」へやって来ました!! ギザのピラミッドは今から約4500年前、紀元前2500年くらいに建造されました。
右側が「クフ王」、左側が「カフラー王」です。左側のカフラー王の方が大きく見えますが、クフ王よりも高い地盤に建てられているためで、実際はクフ王が一番高いピラミッドです。
スフィンクスは冥界の入り口の守護神として建てられましたが、建造時期など、まだまだ謎に包まれています。
カフラー王のピラミッドです。頂上付近には、建造当時の化粧石が残っています。
空からピラミッドを見学
気球に乗って、空からピラミッドを眺めます。奥からクフ、カフラー、メンカウラー王のピラミッドです。三大ピラミッドの向こうにはカイロの町が広がっています。
夕暮れが迫ってきて、ピラミッドが夕焼けに染まっています。空には月が出ています。満月の2日前ということもあって、ほぼまん丸の月です。
ライトアップされたスフィンクスとピラミッド
ギザのピラミッドとスフィンクスはMSFSでリアルに再現されていますが、夜は真っ暗になります。夜間のライトアップを再現したアドオンが公開されています。非常に雰囲気のある素晴らしいアドオンです。実際は夜になると音と光のショーが開催されているようです。
アブ・シンベル神殿
カイロから約2時間、ナイル川へ沿って南へ飛行してアブ・シンベルという都市へやって来ました。ここには「アブ・シンベル神殿」があります。高さ約20メートルの4体の座像が並ぶ神秘的な景色です。アブ・シンベル神殿を含むヌビア遺跡が世界遺産に登録されていますが、このヌビア遺跡がダム工事によって水没する危機が発生しました。この貴重な遺跡を水没の危機から救うために生まれたプロジェクトが後のユネスコ、つまり世界遺産です。アブ・シンベル神殿は世界遺産発祥の遺跡でもあります。
アブ・シンベル神殿はピラミッドと違って、MSFSでは再現されていませんが、フリーのアドオンが公開されています。こんなに素晴らしいアドオンをフリーで公開してくれる作者様には感謝です。
次回は、スエズ運河を越えて、イスラエルのエルサレム、ヨルダンのペトラ遺跡へ向かいます。
<今回使用したアドオン>
熱気球
ピラミッドとスフィンクスのライトアップ
アブ・シンベル神殿
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