南アフリカ共和国の都市を巡る | Microsoft Flight Simulatorで世界一周

　南アフリカ共和国の主要都市、プレトリアとヨハネスブルク、ケープタウンを巡ります。フリーのアドオンが公開されていて、各都市の有名な建物や、ワールドカップのスタジアムなどが再現されています。

首都プレトリア

　クルーガー国立公園のスククザ空港から、東へ30分飛行して首都プレトリアへやってきました。南アフリカ共和国には首都が3つあります。行政はプレトリア、立法はケープタウン、司法はブルームフォンテーンに分散されています。ただ、各国の大使館がプレトリアにあることから、実質上の首都はプレトリアと認識されているようです。

ユニオンビル

　プレトリアにあるユニオンビルです。大統領官邸でもある政府庁舎です。故ネルソン・マンデラ大統領の銅像が建てられています。

ヨハネスブルク国際空港

　プレトリアから50キロ南にヨハネスブルクがあります。ヨハネスブルクのO・R・タンボ国際空港へ着陸します。

O・R・タンボ国際空港は旅客数ではアフリカ最大の空港です。世界の航空会社が乗り入れています。ブリティッシュエアウェイズの747が駐機していました。

O・R・タンボ国際空港は南アフリカ航空の本拠地ということもあって、南アフリカ航空の機体が多く並んでいます。滑走路へ向かるカタール航空とエチオピア航空の機体も見えます。MSFSのAI Trafficを実在の航空会社へ変えてくれるフリーのアドオン「AIG AI Traffic」のおかげで空港が賑やかです。

ヨハネスブルク観光へ

　ゆっくりとヨハネスブルクを観光するために、久しぶりに「Diamond DA62」を操縦します。
ヨハネスブルクは南アフリカ最大の都市で、かつては金鉱で栄えた町です。

ポンテタワーとヒルブロウ・タワー

　左側の円柱のビルがポンテタワーです。当初は白人の富裕層向けの高層マンションでしたが、ギャングが占拠してから「世界一治安の悪いマンション」「世界一の高層スラム」などと言われるようになりました。現在は普通の住民が住んでいるようです。

ヨハネスブルグパーク駅

　ヨハネスブルグにあるアフリカ最大の鉄道駅「ヨハネスブルグパーク駅」です。南アフリカは鉄道網が充実していて、各都市を鉄道が結んでいます。ブルートレインという豪華寝台列車が走っていて、世界一豪華な列車としてギネスにも登録されています。

FNBスタジアム

　2010年に行われた南アフリカワールドカップのメインスタジアム「FNBスタジアム」です。決勝のオランダvsスペインが行われた会場です。こちらはMSFSのデフォルトで再現されています。

ケープタウン

　ヨハネスブルグから約２時間飛行してケープタウンへやってきました。1869年にスエズ運河が完成するまで、ヨーロッパからインド、アジアへ向かう船はアフリカ大陸の南、喜望峰を経由していました。その時に補給基地として作られた町です。今でも南アフリカ最大級の港湾都市ということもあって豪華客船が航行しています。(船を出現させるフリーのアドオン「Global AI Ship」の船です)

　手前に見えているのは、ケープタウン・スタジアムです。2009年に完成した新しいスタジアムで、2010年のワールドカップの会場にもなりました。奥に見えているのはテーブルマウンテンとライオンズヘッドです。

テーブルマウンテンとライオンズヘッド

　ケープタウンのシンボル、テーブルマウンテンとライオンズヘッドです。右手前に見えているのが「ライオンズヘッド」です。標高は669メートルで、山頂にはハイキングで上ることができます。
左に見えているのが「テーブルマウンテン」。頂上が平らになっていることからこの名前が付けられました。周辺の植物保護区とともに世界遺産に登録されています。