タージマハルとバラナシ(インドの聖地巡礼)

海外編(南アジア)

 インドを代表する世界遺産「タージマハル」を見学してから、ガンジス川で有名な聖地「バラナシ」へ向かいます。広いインドの大地を東へ飛行して目的地のコルカタへ向かいます。

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インドの地理

 インドの大地を飛行するので、インドの地理を復習します。私と同じかそれ以上の年代の人は、世界史の授業で「マドラス・ボンベイ・カルカッタ」を覚えたと思います。イギリス植民地時代に東インド会社が交易の拠点として栄えた町です。現在は「チェンナイ・ムンバイ・コルカタ」と名前を変えています。

タージマハルがあるアーグラーに到着

 デリーを出発して1時間ほどで、タージマハルがある「アーグラー」という町に到着しました。市内を流れるヤムナー川の向こうに、タージマハルが見えてきました。

アーグラーの町

世界遺産「タージマハル」

 ついにやって来ました。世界遺産「タージマハル」です。MSFS2020で精密に再現されています。
タージマハルは約600年前の1600年ごろに、当時のムガル帝国の皇帝シャー・ジャハンが、若くして亡くなった王妃のために作ったお墓です。

タージマハル全景

正方形で区切られた庭園と、まっすぐに伸びる水路が非常に美しいです。

正方形の庭園とまっすに伸びる水路

全て大理石で造られています。真っ白い大理石に彫られた細かいレリーフも再現されています。

繊細なレリーフも再現されている

美しいタージマハルをもっと見ていたいですが、今日の目的地コルカタはまだまだ遠いので先を急ぎます。

背後はヤムナー川に面している

聖地バラナシ

 アーグラーから東へ約500キロ、約3時間飛行して聖地バラナシへやって来ました。ガンジス川で有名なヒンズー教の聖地です。沢木耕太郎の「深夜特急」、遠藤周作の「深い河」などの舞台にもなっています。私も学生時代に1ヶ月ほど滞在した思い出の場所です。
広大なガンジス川の岸壁に「ガート」と呼ばれる階段状の沐浴場がいくつもあります。

ガンジス川沿いにガートが並ぶ

ダーメーク・ストゥーパ

 バラナシの北約10キロに位置するサールナートという町に「ダメーク・ストゥーパ」という巨大な仏塔があります。約6世紀にアショーカ王によって建てられました。MSFS2020で再現されています。

サールナートの「 ダメーク・ストゥーパ 」

仏教の聖地ブッダガヤ

 バラナシから東へ約200キロ飛行すると「ブッダガヤ」という町に着きます。約2500年前に釈迦(ブッダ)がこの地にある菩提樹で悟りを開いたとされる、仏教の最大聖地です。

仏教の最大聖地「ブッタガヤ」上空を飛行

大都会コルカタ

 ようやくコルカタに到着しました。デリーから約1300キロ。青森から東京経由で福岡までの距離を1日で飛行しました。
コルカタ、かつてはカルカッタと呼ばれていました。デリー、ムンバイに次ぐ大都会ですが、デリーと同じで高層ビルもなく、喧噪的な町が広がっています。右下に見える橋が「ハウラー橋」です。実際は鋼鉄でできたアーチ状の橋ですが、MSFS2020では再現されていません。橋の向こう側にはインド国鉄の主要ターミナルである「ハウラー駅」が見えます。最近では「LION/ライオン」などインド映画のロケ地としても度々登場する駅です。

インド第三の都市「コルカタ」

次回は、インド最南端を目指します。

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