ガーミンG1000の使い方(オートパイロット編):MSFS

Tips(操作方法など)

 MSFSで多くの機体に装備されているフライト支援システムであるガーミンG1000。使えるようになると飛行が非常に楽しくて楽になります。今回はガーミンG1000のオートパイロットのやり方を解説します。

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ガーミンG1000について

 ガーミンG1000(以下G1000)は、フライト支援システムで、飛行情報を教えてくれたり、オートパイロットを動かすことができます。車で言うところのカーナビです。
オートパイロットが使えると、長距離飛行や、景色を楽しむ余裕もできます。
今回はG1000のオートパイロットのやり方を説明します。
※初心者の私が自分で調べて実践しただけなので、正しい使い方ではないかもしれません。あくまで自己流なのであしからず・・・

ガーミンG1000の画面を登録

 ガーミンG1000の画面は、飛行中も頻繁に確認したり操作します。毎回、画面を合わせてズームして・・というのは大変なので、1つの操作でG1000の画面が呼び出せるようにしましょう。
Microsoft Flight Simulator 2020(MSFS)では、お気に入りの視点状態を登録することができます。
まずはコックピットビューからキーボードの矢印キーとズームを使用して、G1000の画面全体が見える状態にしましょう。いい感じにG1000の表示ができたら、キーボードの「Ctrl(左)+Alt(左)+1」を押しましょう。これでカスタマイズカメラ1にG1000の画面が保存されました。呼び出しは「Alt(左)+1」です。コックピット内で別の画面や景色を見ていても「Alt(左)+1」を押せばG1000の画面が表示されます。ちなみにもう一度「Alt(左)+1」を押すと元の画面に戻ります。※コックピットビューの時のみ
この「Alt(左)+1」は操作メニューの「LOAD CUSTOM CAMERA1」になります。これをコントローラーやキーボードの空きボタンへ割り当てれば、飛行中でも簡単にG1000の画面を表示できます。

G1000の画面 これをカスタムカメラ(視点)に登録

オートパイロットの操作前

 では実際にオートパイロットをやってみましょう。
G1000の画面上部、下の画像の赤枠内には何も表示されていません。
これはオートパイロットがOFFの状態です。

オートパイロットOFF

オートパイロットを有効にします

 安定飛行している状態で、画面右下(搭載している機体によっては左下にもあります)の「AP」を押してみましょう。
先ほどまで空欄だった画面上部に「ROL | AP | PIT」と表示されます。これは現在の飛行状態を維持するモードです。
ただし、旋回中や上昇中などに「AP」ボタンを押してしまうと、旋回状態や機首上げ状態が維持されてしまうので注意が必要です。「AP」ボタンは安定飛行中に押しましょう。

オートパイロットボタンを押す

オートパイロットで方向(針路)を指定する

 オートパイロットで進行方向を変えてみましょう。「HDG」ノブをぐるぐる回すと画面真ん中のHDGの右側の水色の文字が変わります。(下の参考画像では赤い四角枠)
合わせて画面内の方位計内にある水色の王冠マークも移動します。(下の参考画像では赤い丸枠)
これで進みたい方向(針路)を指定します。

針路の設定

 針路を指定したら「HDG」ボタンを押してみましょう。画面上部の表示が「ROL」から「HDG」へ変わって、飛行機が指定した針路に旋回してくれるはずです。
指定した針路に沿って飛行しているときでも、この「HDG」ノブを回して指定針路を変えると、即座に飛行機が指定した針路へ旋回してくれます。

指定した針路を有効にする

オートパイロットで高度を維持する

 続いて、オートパイロットで現在の飛行高度を維持してみましょう。
「ALT」ボタンを押してみましょう。画面上部の表示が「PIT」から「ALT〇〇〇FT」へ変わります。〇〇〇は現在の高度です。つまり「ALT」ボタンを押せば、現在の高度が維持されます。

高度を維持

オートパイロットで高度を変更する

 続いて、オートパイロットで飛行する高度を変更してみましょう。
ALTノブをぐるぐる回すと、画面内の水色の数字(下の参考画像では赤い四角枠)が変わっていきます。これが指定高度になります。高度を指定しただけでは何も変わりません。
ちなみにALTノブですが、外側(太い部分)が1000の位、内側(細い部分)が100の位です。

高度の指定

続いて、ちょっと見にくいですが「VS」ボタンを押してから「NOSE DN」ボタンを数回押してみましょう。
画面内の指定高度の右側の水色の数字(下の参考画像では赤い四角枠)が変わり、指定した高度への降下または上昇が始まります。ここで指定した数値が上昇率、下降率になります。指定した上昇率、または下降率にしたがって指定した高度まで上昇、または下降してくれます。
現在の飛行高度よりも高い高度を指定した場合は「NOSE UP」を、低い高度を指定した場合は「NOSE DN」を押しましょう。

上昇率、下降率を指定

 指定した高度に到達すると自動的に水平飛行に移り、画面上部の表示も「ALT〇〇〇FT」へ変わります。

指定高度へ到達

オートパイロットの注意点

 オートパイロットの注意点は、必ず安定飛行時に実施することです。オートパイロットで飛行中でも無理な操作をするとオートパイロットが無効になります。
オートパイロットで飛行中も、画面上部の表示がどうなっているかを常に確認しましょう。

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