エンジンの始動方法がわからなくても大丈夫です。MSFSには「チェックリスト」という機能があり、操作すべきボタンや機器を青く光らせて教えてくれます。
電気もついていない状態から、自分で操作して簡単にエンジンをスタートさせることができます。MSFSのチェックリストの使い方を説明します。
チェックリストを使ってエンジン始動!!
出発地点を滑走路ではなく、ゲートやパーキングスポットを選択すると、エンジンや電気系統がすべて停止した状態で始まります。
滑走路から飛んでしまえばコントローラでどうにかなりますが、エンジンのかけ方なんかわからないですよね。
Microsoft Flight Simulator 2020では「チェックリスト」を使ってエンジン始動までの手順を簡単にやることができます。
チェックリストの起動
さっそくやってみましょう。ゲートかスポットからスタートするとプロペラも停止していて、計器も真っ暗です。
上のメニューから「CHECKLIST」を選択します。
チェックリストのメニュー
表示された下の画面がチェックリストの一覧です。
「PREFLIGHT INSPECTION(離陸前点検)」から始まって、「BEFORE START ENGINE(エンジンスタート前)」「START ENGINE(エンジンスタート)」・・・と続いています。
まずは「PREFLIGHT INSPECTION」を選択します。
チェックリストを自動で行う
各項目の左側がチェック項目、右側がやるべき操作です。
「PREFLIGHT INSPECTION(離陸前点検)」をやってもいいですが、今回は「START ENGINE(エンジンスタート)」をやってみましょう。
表示されている項目を自動で済ませる方法があります。下の画面の「AUTO COMPLETE PAGE」を選択します。
すると上のチェックからコンピュータが自動で完了してくれます。
しばらく待って「PREFLIGHT INSPECTION」の右側が5/5となったらこのチェックリストは完了です。
5つのチェック項目のうち5つ全ておわったということですね。
続けて「PREFLIGHT INSPECTION」の下にある「BEFORE STARTING ENGINE」を選択すると次のページに切り替わります。
面倒であれば「BEFORE STARTING ENGINE」も「AUTO COMPLETE」でコンピュータにやってもらって「STARTING ENGINE(エンジン始動)」のページまで進めましょう。
チェックリストに沿ってエンジン始動
「STARTING ENGINE(エンジン始動)」のページまで来たら「EVALUATION」を選択します。
すると、上の項目から順番に読み上げてくれるので操作していきます。
でも英語だしどこを操作すればいいかわからないです。
でも安心してください!!ここからがMicrosoft Flight Simulator 2020の面白いところです。なんとこのチェック項目で操作すべきボタンや機器を青く光らせて教えてくれます。
下の画像は「Electric fuel pump」を「ON」にしなさいというチェック項目です。これだけじゃわかりませんが、操作すべきボタンが青く光ります。意味は分からなくてもこのボタンをクリックして「ON」にするとチェック完了で次に進んでくれます。
それでもチェックリストの操作が分からない時は・・・
こんな感じで一つずつチェックをクリアしていきましょう。
ちなみに右側のやるべき操作が「Check」となっている項目は「見るだけ」でオッケーです。
青く光っているボタンや機器を操作してもチェックが完了しない、どうしてもわからない、この項目だけ飛ばしたいときは「AUTO COMLETE ITEN」を選択すると、その項目だけ自動で完了してくれます。
ちなみ「Throttle」の項目は「出力を1000RPMに合わせなさい」ということですね。青く光ったスロットルレバーを少し操作してもいいですし、コントローラかキーボードでスロットルを徐々に上げていき出力を1000RPM前後の状態でしばらく待つとチェック完了です。
計器を見なくても一番下の行に現在の出力がわかるので参考になります。
無音で真っ暗な飛行機が、自分の操作で電気が灯ってエンジンが始動する音を聞くのは非常に楽しいですね。
着陸後もこのチェックリストを使ってエンジンを停止することができます。
おそらくジェット機などの大型機もこのチェックリストでエンジンを始動できるのではないでしょうか。ぜひ挑戦してみてください。
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