ポルトガルからスペイン北部へ入国します。世界最古の運搬橋や、海に浮かぶ教会、水道橋が残る世界遺産の街などを巡って、首都マドリッドへ向かいます。マドリードでは世界最大規模のマドリード・バラハス空港へ着陸し、その後、レアルマドリードのスタジアムや闘牛場を観光します。
スペインへ入国(港湾都市ビーゴ)
ポルトガル北西部の街ポルトを出発して、10分ほど北へ飛行するとすぐにスペインです。スペインに入国して最初に見えてきた街は「ビーゴ」です。大西洋に沿って広がるスペイン最大の漁港の街です。
北部の街ビルバオ(世界最古の運搬橋)
北部の田園地帯を東へ飛行します。
1時間ほど飛行すると大きな街が見えてきました。バスク州の州都である「ビルバオ」です。
ビルバオ郊外のネルビオン川に架かるこちらの「ビスガヤ橋」は1893に建造された世界最古の運搬橋として世界遺産に登録されています。橋から吊るされたゴンドラが行ったり来たりします。ゴンドラは車数台と多くの人を一気に運ぶことができます。MSFSでも再現されていてゴンドラが動きます。
こちらはビルバオの中心地です。ポルトガルでは高層ビルはほとんど見かけなかったので、久しぶりにビルが立ち並ぶ都会の景色です。
海に浮かぶ教会(サン・ファン・デ・ガステルガチェ教会)
ビルバオから北へ20㎞ほど飛行すると北大西洋に出ます。その海岸沿いの島に教会が建っています。「サン・ファン・デ・ガステルガチェ教会」です。
本島からは石の階段が続いてます。約1200年前の9世紀頃に、修行の場として建てられた(現在の教会は何度か再建されたもの)と言われていますが、多くが謎に包まれています。
ローマ時代の水道橋が残る街(セゴビア)
今日の目的地マドリードに向けて一気に南へ飛行します。30分ほど飛行するとマドリードの手前のセゴビアという町に着きます。この町の見どころは巨大な水道橋です。
ローマ時代に建てられた水道橋です。この水道橋は高さ約28メートル、全長は約800メートルもありますが、石を積み上げただけで作られていて、2000年前からそのままの形をとどめているのが驚きです。水道橋がある旧市街とともに世界遺産に登録されています。
巨大な修道院 エル・エスコリアル修道院
マドリッドに着く前にもう一か所だけ寄り道です。サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルというとても覚えられない小さな町ですが、上空からもその大きさがわかる巨大な建物が見えます。
1584年に建てられた「エル・エスコリアル修道院」です。修道院を中心に宮殿、図書館、博物館も備える巨大な建築物です。シンプルですが左右対称の美しい建物です。1984年に世界遺産に登録されました。
マドリード・バラハス空港
スペイン最大の都市、首都マドリードが見えてきました。
マドリード・バラハス空港へ着陸しました。ヨーロッパでも5位以内、世界でも有数の規模を誇る大空港です。現実世界では絶対に小型機は着陸できないと思います。
世界でも有数規模のマドリッド・バラハス空港は4つのターミナルに分かれます。こちらはターミナル1,2,3です。
ターミナル1,2,3から離れたところにあるターミナル4です。2006年に完成した近代的なデザインのターミナルです。
首都マドリッドを観光
セスナ機に乗り換えて、首都マドリッドの遊覧飛行へ出発です。こちらは「クアトロ・トーレス・ビジネス・エリア(通称CTBA)」と呼ばれるビジネスエリアです。「クアトロ(4つの)・トーレス(塔)」という名の通りスペインで最も高い200メートルを超える高層ビルが4本立ち並んでいます。
レアルマドリードのスタジアム(サンティアゴ・ベルナベウ)
世界中のスター選手が所属し、世界一のクラブとも言われるサッカーの名門「レアル・マドリード」の本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ」です。
MSFSではスタジアム内部も再現されていて、世界中のサッカーファンが憧れる聖地のピッチも再現されています。
マドリードの街並み(プラド美術館、闘牛場)
MSFSではマドリード全体が衛星写真をもとに再現されているので、風情のある美しい街並みを眺めることができます。
こちらはプラド美術館(中央下)と後ろに広がるエル・レティーロ公園です。プラド美術館はスペイン王室が収集した美術品が展示されている世界有数の美術館です。
最後に訪れたのはスペインで有名な闘牛場です。こちらは「ラス・ベンタス闘牛場」という、約24000人を収容する世界最大の闘牛場です。
次回はスペイン南部を周ってからバルセロナへ向かいます。
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