かつては一つの国だったスロバキアとチェコを訪れます。スロバキアではフリーのアドオンで追加されたいくつかの城を見学します。チェコでは世界一美しいと言われる町チェスキー・クルムロフへ寄って、夜景も美しい首都プラハへ向かいます。
スロバキアでお城巡り(天空の城)
ハンガリーのブダペストから北東へ飛行して、スロバキアへ入国しました。出発して約1時間弱でスピシュ城が見えてきました。
スロバキア国内の、様々な城を再現してくれるアドオンを発見したので追加してみました。まずは「スピシュ城」です。12世紀に建てられましたが、18世紀に発生した火災で焼失し現在は廃城となっています。
草原に建つ要塞のようなこの城は、まさに「天空の城ラピュタ」です。歴史的価値から世界遺産に登録されています。
ボイニツェ城(おとぎ話に出てきそうな城)
スロバキアの面積は約50㎢で、日本の約7分の1です。スピシュ城から西へ30分ほど飛行すると「ボイニツェ城」が見えてきました。
「ボイニツェ城」は12世紀に建てられた城で、スロバキアで最も観光客の多い城です。おとぎ話に出てきそうな、まさに中世のお城という色と形で、今も映画やドラマのロケ地として使用されています。
チェコへ入国
ボイニツェ城から北へ10分ほど飛行して、あっという間にチェコに入国しました。私のようにある程度の年齢層の方は「チェコスロバキア」という1つの国として覚えています。チェコスロバキアは1989年に民主化しましたが、1993年に歴史的、地理的、民族的要因によってチェコとスロバキアへ分離しました。飛行しているのは南部にあるチェコ第二の都市「ブルノ」上空です。
世界一美しい町「チェスキー・クルムロフ」
チェコ南部にある「チェスキー・クルムロフ」上空です。チェコ国内で最長のモルダウ川(ヴルタヴァ川)沿いに建てられた町は、中世の雰囲気が残されており「世界一美しい町」と言われています。
オレンジ色の屋根と、レンガ色の建物が並ぶ中世の街並みが残されています。中央にはクルムロフ城の塔が見えています。ジブリの映画に出てきそうな奇麗な街並みは、世界遺産に登録されています。
モルダウ川と首都プラハ
チェスキー・クルムロフからモルダウ川沿いに北へ飛行して、首都「プラハ」上空へやって来ました。世界有数の美しい都市で、チェコの最大の都市です。
プラハ国際空港に着陸後、プラハをゆっくりと見学するために「ICON A5」へ乗り換えました。街の中央を流れるモルダウ川の両岸に見どころがあります。
モルダウ川に架かる「カレル橋」です。1402年に完成し、600年以上も使われているプラハで最も古い石造りの橋です。
国立博物館
モルダウ川の東側を飛行します。見所が多い旧市街があります。右下に見えるのは国立博物館です。1818年開館の歴史のある博物館です。左側には鉄道の駅が見えます。
プラハ城と聖ニコラス協会
モルダウ川の西側にやってきました。プラハのシンボル「プラハ城」が中央に見えています。左下に見えている青銅色のドームを持つ建物は「聖ニコラス教会」です。1700年代に建てられた、美しいバロック教会です。
プラハ城(世界で最も大きい城)
プラハで一番の見どころ、プラハ城です。高さは約80メートルあり、世界で最も大きい城としてギネスにも認定されています。城というよりは教会に見えます。9世紀に建てられ、神聖ローマ皇帝の居住だったこともあります。現在は大統領府が置かれています。
夜のプラハへ
夜景も美しいプラハを観光するために夜間飛行に出発です。プラハ城がある東側から、モルダウ川の西側を望んでいます。左下には競技場が3つ並んでいます。一番奥は「ストラーホフ大競技場」でサッカーグランドが8面整備されています。かつての社会主義時代にはマスゲームが行われていました。
ライトアップされた「聖ニコラス教会」と「プラハ城」です。
前回、ハンガリーのブダペストを訪れた日はちょうど満月だったのですが、今夜は奇麗な三日月です。
次回はポーランドへ向かいます。
<今回使用したアドオン>
スロバキアの城
チェコのランドマーク
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