地中海沿岸のモナコ公国を見学して、ポルトガルの首都リスボンへ飛行します。モナコではヨットハーバーやF1グランプリのコースを上空から見学します。ポルトガルの首都リスボンでは古い水道橋やオレンジ屋根の街並み、水族館などを見学します。
ビジネスジェットで西へ
見どころが多かったイタリアを後にして、西へ飛行します。目的地はポルトガルの首都リスボンです。使用する機体ははビジネスジェット「セスナ サイテーション・ロンジチュード(Cessna Citation Longitude)」です。旅客機とほぼ同じ時速900㎞弱の速度で一気にヨーロッパ大陸を横断します。
モナコ(F1とセレブの国)
イタリアを出てしばらくすると「モナコ」が見えてきました。バチカンに次いで世界で2番目に小さな国です。また、高額な資産を有していないと住むことができないことからセレブの国として知られています。富豪が所有するクルーザーやヨットが停泊するヨットハーバーが見えています。
モナコは公道をコースにしたF1グランプリが開催されることでも有名です。左奥、ヨットハーバーの上に青い客席スタンドが見えます。右下にはローズヘアピンと呼ばれる有名なヘアピンカーブが見えます。手前のカラフルな屋根の少し上にある2つの尖塔を持つ建物が「カジノ・ド・モンテカルロ」です。モナコを代表するカジノで映画にも度々登場します。
スペイン上空を飛行
フランス南部を飛行してスペイン上空までやってきました。首都のマドリード上空です。スペインはポルトガルの後に訪れる予定です。
リスボン(ウンベルト・デルガード国際空港)
イタリアのヴェネチアから約2時間半、1900キロを飛行してポルトガルの首都リスボンへ到着しました。ウンベルト・デルガード国際空港へ着陸します。
ヨーロッパ各地からの機体が駐機しています。プッシュバックされているのは、この空港を本拠地とするポルトガルのフラッグキャリア「TAPポルトガル航空」の機体です。
リスボンを観光
小型機に乗り換えてリスボン観光へ出発です。リスボンはテージョ川沿いに広がるポルトガルの首都です。
リスボンの街はMSFSで衛星写真をもとに再現されています。中央に見えている白いドームの建物は17世紀に建てられた「サンタ・エングラシア教会」です。他にもリスボン特有のオレンジ色の屋根と白い壁の建物を見ることができます。
リスボンの公園と刑務所
中央に見える緑のエリアは「エドゥアルド 7世公園」です。1902年にイギリスのエドワード7世の来訪を記念して作られました。そして右下に見える変わった形の建物、中央から放射状に延びる建物、もしかしてと思って調べてみたらやはり「刑務所」でした。こんな街中にある刑務所も珍しいのではないでしょうか。
18世紀の水道橋と巨大なつり橋
衛星写真をもとに再現されたリスボンを飛行していると、歴史的な建造物を発見しました。18世紀に建てられた水道橋「アグアス・リブレス水道橋」です。水不足を解消するために建設され1967年まで使用されていました。
こちらはテージョ川に架かる「4月25日橋」です。上は道路、下は鉄道の2層式の橋で、長さは約2.2㎞あります。
4月25日橋を渡った対岸には、カトリックの記念碑「クリスト・レイ像」があります。地面からの高さは110メートルあります。
ヨーロッパ最大の水族館とヴァスコ・ダ・ガマ橋
リスボン市内からテージョ川に沿って北へ飛行するとヨーロッパ最大の水族館「リスボン水族館」があります。大阪の海遊館と設計者が同じです。箱型の建物に特徴的な屋根という作りが海遊館に似ている気がします。手前にはテージョ川に沿ってロープウェイが運行されています。1998年に開催されたリスボン万博で作られました。ロープウェイはこちらの記事で紹介しているアドオンで出現しています。
水族館の近くに「ヴァスコ・ダ・ガマ橋」が架かっています。こちらも1998年の万博に合わせて作られた全長約17㎞の巨大な橋です。
リスボンの夜景
今日(2023年9月29日)は満月ということで、リスボンの夜間飛行へ出発です。手前にはサッカースタジアム「エスタディオ・ダ・ルス」が見えています。
満月がテージョ川に映っています。川に沿って伸びる道路、港の白い光がきれいです。
ライトアップされた「4月25日橋」と「クリスト・レイ像」です。
次回はリスボンを出発してポルトガル北部を観光してスペインへ入国する予定です。
<今回使用したアドオン>
モナコ公国のシーナリー
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